愛知県田原市味研連様の事例 三竹さんのあまっ娘

あまっ娘を育てる畑
農業ブランディング

三竹さんのあまっ娘

百軒以上の生産地へ足を運んだぐるりだが、この場所は特別。見たことが無い景色の畑が広がる。ごろごろの石だらけの畑だ。日本のボルドーと呼ぶ輩もいると聞く。

石だらけの畑が育む甘み

愛知県渥美半島の突崎には三竹さん父子が代表を務める農業法人味研連による他には無い畑が広がる。北海道出身の人でも震え上がり逃げ出すと言う強い寒風と水捌けの良い石だらけの畑がもたらす清らかな甘みを蓄えるに十分な土壌と三竹さん父子による化学、建築学、農学、経営学の粋が詰まった「あまっ娘」と呼ばれる野菜群はその甘味、旨味、品質の良い食物繊維から日本中の食、野菜ファンのみならずお肌を気遣う女子からも絶大な人気を博す。

あまっ娘は以前オイシックスの専売だったが、オイシックスの野菜や生産者への理解の乏しさに耐えられず袂を分かって以降は自社味研連が直販しあまっ娘ファンと直接繋がり想いを共有しながら野菜づくりと販売を行っている。

渥美半島の畑

ファンと直接つながる直販モデル

顔の見える野菜に溢れる日本の野菜市場においてそのマネジメント視点も含めて唯一真の意味でブランディングに成功している野菜が三竹さんのあまっ娘では無いだろうか。

殆どの時間を土づくりなどに当てるために我々が楽しめる時期は十二月から二月と短い期間だが、ファンは毎年その時期を楽しみに一年を過ごしている。

ファンに届ける野菜