熱海にて。
カテゴリー:漁港プロジェクト 2011年09月11日

昨日大阪出張の足で熱海に寄ってきました。目的は五代続く熱海のひもの屋・釜鶴の五代目店主二見一輝瑠(ひかる)さんにお会いするためです。
二見さんは釜鶴を切り盛りされる傍ら熱海の地域活性を目的とした活動「オンたま(温泉玉手箱を略してオンたま)」の主要メンバーでもあります。二見さんとの出会いは私の友人で高田馬場でオーガニックカフェHaruを経営する春野さんがその「オンたま」プロジェクトに参加しておりぐるりで行っている親子でさかなを楽しむ活動「さかなぴちぴち」のゲストプレゼンターに適任なのではないかということで引きあわせてくれました。

二見さんはひもの屋としての商売に、前述のオンたまによる地域活性活動と幅広く活動する中でさらに地域の小学生に干物のことやさかなのことをもっと知ってもらおうとこどもを集めて干物づくりのワークショップなどを行っています。ワークショップではさかなの形状や骨やうろこのことなどを実際にこどもたちにさわってもらって感じてもらっているそうです。その前後で自由にさかなの絵を描いてもらうとワークショップ前にはほとんど書かなかったうろこが行った後ではほぼ全員のさかなの絵ににうろこが見られるようになったそうです。

 

 

獲れる地域に寄って同じさかなでも脂の乗りが違うことや、旬によっても肉の厚みや味が全然違ってくることが生でも分かりますが干物にするとより鮮明に出てきます。そのあたりを知るだけでも楽しい。また干物は栄養分が生魚以上に高まるし保存も効くので体に良い食材として重宝します。釜鶴さんのように上手くはいきませんが干物は家でも作れます。その過程でさかなのことを理解も出来る。この秋か来春にいっしょにさかなぴちぴちを行います。楽しみにしておいてください。

 

 

さて最後に泊まった旅館のお話を。熱海銀座の真ん中に位置する「白馬荘」という50年続く小さな旅館に二見さんに勧められて泊まりました。御年80歳に見受けられるとても素敵なおばあちゃまがお一人でおやりになられている旅館です。なんとも昭和情緒が漂い、当然熱海ですから体のコリがどこかへ行ってしまうほどのいいお湯につかり、また人懐っこいおばあちゃまのお話が面白く、まるで田舎のおばあちゃんの家に遊びに来たかのような錯覚になりました。僕らが泊まる前日には中村梅雀さんたち一行が泊まられたそう。おばあちゃまと宿の魅力のなせる業です。

二見さん、釜鶴のひもの、白馬荘、そしておばあちゃま、熱海の海、お湯、最高に気持ちがよくなる夜の町のそぞろ歩きetc…熱海の魅力は書けば書くほど書きつくせなくなってきます。
東京から近いしね。ほんとにいいところです。
また行こう、熱海。
そしてこの秋か来春にはひものぴちぴちやりますので、よろしくお願いします。

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